こんにちは。東京は、まだまだ残暑が厳しいですね。さて。バリ旅行から、早1ヶ月がたってしまいました。戻ってすぐに仕事の波に飲み込まれ、すでにバリは遠い思い出です……。
おかげさまで、とてもよい夏休みでした。テピカリは、想像よりずっとすばらしかった。お部屋はキレイですし、涼しくて過ごしやすいし、プールも海も近いし。門までの敷地内では、ハダシでうろうろしていて、快適でした。東屋も、朝食を食べたり、ビールを飲んだり。外で、蚊を気にせずに飲食できる楽しさを思い出しました。(自宅は川と緑のせいで、夏場は蚊のパラダイスなので)
お湯も十分に。バスタブは、バスタブ?という感じのものだったのでついにつかりませんでしたが。でも、何の問題もありませんでした。まぁ、欲を言えば、食事場所が敷地内にないのは残念ですが。ビーチまで歩けばレストラン(ペーローにもだいぶたかられました)もあるし、朝食はシンプルながらもおいしく(夫はパイナップルジャムに感激)ビールはいつでも冷蔵庫にはいっていて、リゾートできました。クリーニングも利用しました。子どもの服が多いので助かりましたよ。隣のフランス人の女の子の服が紛れ込んでいたのは、ご愛嬌です。
プールは、ほぼプライベート状態。うきわやボールも貸していただいて、満喫しました。あのプールサイドに、戻れるものなら、戻りたいです。。海も想像よりも近く。昼間でも歩いていっていました。いいお散歩コースです。後半のジンバランビーチに比べるとナチュラルでしたが、その分、のんびりできた気がします。
そして家族のように、若いスタッフのみなさん(と、ペーロー)がにこにこして働き、そこにいたことが何より心地よかったです。もちろんニョマンさんにも、娘のケア含め、いろいろお世話になりました。ペーローは、かなりの老体。半身の毛が落ち(老人性乾燥肌みたいなものでしょうか、人間でいう)しきりに肌をかいていたのは、かわいそうでした。が、娘はぺロチャン、ぺロチャンと、とてもなついて。毎朝、みんなで散歩をしました。日本に帰ってきてからも、ぺロチャンとニョマンさんの名前はしばらく出てきていたので、よっぽど親しんだのでしょう。
そうそう、マネージャーのニョマンさんが案内してくれてたクロボガンの両替が安くてよかった。滞在中にいくつか、両替所のレートをみましたが、どこよりもよくて。最後にちょこっと足りなくなりそうで、カユマニスで交換したら2割も高かったです。とほほ。
帰りに送ってくれた小さいニョマンさん(前夜のダンスの後、明日のドライバーだよと紹介してもらいました)も日本語を一生懸命話したり、インドネシア語を教えてくれたり、にこにこと気持ちがよくて。テピカリの後に滞在したカユマニスのスタッフが、クールに見えたほどです。
高級ホテルといわれるところはスタッフが教育されていて。そつが(あまり)ないのですが、一方で人情味はやや薄れている気がしました。今回、アヤナやカユマニス、アメティスヴィラ(ここはまだまだ、フレンドリー)へ食事などに出かけて感じたことです。ただ、もしテピカリに先に泊まっていなければ、違った感想だったかもしれません。
歳をとった両親などを連れていくなら、やはり至れり尽くせりの宿がよいかと迷いつつも、子ども連れでいくのなら、家族的に迎えてくれるテピカリはすばらしい!です。雨季はまた違った感想かもしれませんが、乾季はエアコンなしで過ごせて快適でした。
バリ全体としても、いいところですね。あの、人びとの気だてのよさがあの島を世界的リゾートにしたのかなぁ、なんて夫と話していました。子ども連れだったせいかもしれませんし、出会ったひとがよいひとばかりだったのかもしれませんが。散歩中の道端で。お土産屋さんの店先で。レストランで。ホテルで。たくさんのひとににっこりと笑いかけられ、元気をもらいました。日本に帰ってきて数日は、なんとはない日本人の距離感に寂しさを感じたくらいです。(一方で、やはり食べ物については日本に軍配を上げたいですけれど)
今回は、これまでになく音楽やダンスを楽しんだのですが、バリの空気やニオイの中で体感する音楽は、あの島にどこまでもぴったりで(当たり前ですが)。よかったです。最前列でみた、ウブド王宮でのダンス。ガムランとともに、迫力にやられました。
満席のウルワツケチャ。あれはあれで、観光ショーとして楽しめました。待ち時間の間、ぐるり数百人の世界各国からの観光客の前に娘が勝手にてくてくと歩み出て、ひとりでダンス。大喝采を浴びたことが、親としては最高の思い出になりました。(テピカリでのジョゲットが本当に楽しかったから、みたいです)カユマニスのヴィラで、シンプルなバンブーガムランを聴きついでに叩かせてもらったことも、得難い思い出です。
ジョゲッブンブンは意外にシャイなスタッフや他の宿泊客の分まですべて娘(を抱えたわたしたち夫婦)がダンス!!! 席に戻ると娘が怒るので、1時間踊りっぱなしでした。キスマークを小さいほっぺにたくさんつけて。
……と、書いているうちに思い出してきて勝手に盛り上がってきてしましました。ゆっくり思い出すことも、旅の楽しみですね。
心配していた体調面は、ほぼ大丈夫で。後半、娘がせきをし始め、帰国の日は熱を出した以外は、お腹は誰も壊さず、大きなトラブルもなく。ほっとしました。食事は、お米がある、醤油味、ということもあって1歳児連れでも外食ができ。サテやえびせんべいなども好んで食べていましたね。あとイカンバカールやBBQも。そう考えると、やたらとスパイシーな国よりも旅行しやすかったです。
ちなみに。バリの空港の混雑ですが。羽田便は朝、他のフライトとかぶらないのか入国審査は、拍子抜けするほど空いていました。VIPサービス的なものを頼んでいる方もどうやらいたようですが、もったいなかったと思います。ベビーカーも、もっていかなくて正解でした。巨大ホテルでもないかぎり、出番はなさそうです。あと、私たちの滞在中は、道はあまり混んでいませんでした。私たちが帰国した日からインドネシアはお休みだったので混雑したのでしょうか。車で移動していても、特にストレスはなかったです。
このまま書いているとどんどん長くなりそうなので、この辺で。写真もプライベート感たっぷりですが、添付します。ルピアが余ったこともあり、また行けたらいいなぁと思いました。(今回、10年前の紙幣は使用不可と教わりました……日本とは違いますね)そのときは、お世話になるかもしれません。
ひとまず、ありがとうございました!
●管理人より●
お帰りなさい。朝晩はようやく涼しくなっては参りましたが、東京は、まだまだ30度を超える日が続いており、平均気温30度前後というバリ島の方が過ごしやすく、涼しさも感じることができたのではないでしょうか。まだ旅の余韻に浸る暇もないほどのお忙しい中、早々にご滞在の様子をお聞かせいただき、大変感激しております。
バリ島では、高級ホテルでの滞在しかご経験のないとおっしゃっていた大場様をはじめ、2才のお嬢様やバリ島が初めてというご主人様にも充分楽しんでいただけたかと心配しておりましたが、メールを読ませていただき、ひとまず安心いたしました。とくにジョゲッ・ブンブンは、お子様にも気に入っていただけたようで、ご紹介した甲斐がありました。本来ならご主人様の頬に残るはず?のキスマークも、お嬢様が独り占めされてしまったようですね (^_^) それにしても、お嬢様のおつきあいで1時間も踊り続けられたとのこと、お疲れ様でした。E.O.様ご自身は十分楽しんでいただけましたでしょうか?
そういえば、教えていただいた空港VIPサービスについて、私もあれから少し調べてみたのですが、あまり詳しい情報は入手できませんでしたが、どうやらガルーダエアラインが実施しているサービスのようで、旅行会社やクレジットカード会社などと提携しているようですね。ガルーダが機内入国審査を中断していたときに、かなり重宝されたサービスのようですが、機内入国審査が再開してからは、あまり利用されなくなってしまったようですが、小さなお子様に手が掛かるような場合には重宝かも知れません。最近はまた帰国時の混雑で並ばずに出国できるということで宣伝しているようですが...。確かに小さなお子様のいらっしゃるご家族にはありがたいサービスですよね。でも料金が一人1回3,000円から5,000円とは、なかなかの高額。うーむ。E.O.様からいただいたご報告では、羽田便の入国審査が意外と空いていてスムーズだったと伺いましたし、我が家は列に並びます (^_^;A
お子様の楽しんでいる様子など、母親目線での体験談や、お子様連れの旅行を迷われている方には、とても役立つ情報でした。本当にありがとうございました。それでは、またバリ島にお出かけの際は、ぜひお声をおかけください。皆様にもよろしくお伝えください。ありがとうございました。